親爺s、攻めるday2

zero

2020年05月29日 19:37

テンバの地面はフラットで寝心地は悪くない。

15㎏を背負ってのトレッキングとフライフィッシング、しかも仕事明け、
眠りにつくのに努力も時間も不要だった。
目覚めると、まだ暗い。
3時02分、ひとまず深夜の放水活動を無事終える。

次に意識が覚醒してきたのは
テントに当たる雫の音。
ポツッ ポツッ  ..... ......

枝葉から夜露が落ちてきている そう思っていると

テントに当たるリズムが早くなってくると同時に
多くなってきた。








雨だ。。。










この計画のために1週間も前から毎日、天気予報を確認してきたが
2日目は一貫して晴れだった。

山だし、一時的な通り雨だろう。





シュラフから出るのは明るくなってから、そして
雨が上がってからでいいな。


そのまま、シュラフの心地よさに包まれて、まどろみをむさぼっていると
テントを通して朝の訪れを知る。
雨音は、止まない。


テントの外、人の動く気配、、、
でも、雨が上がるまでゴロゴロしていよう。







どれほどの時が流れただろう。

テントを揺さぶられ、













おーい、起きろー!








ドSkaz13さんだ。





しょうがない、起きるか。









小雨の中、カマドには火を取り戻していた。

頑張って着火作業してくれてたんだ。








昨夜の白米の残りでチゲ雑炊を作るkaz13さん。

焚火を前に、頬張る。






玉子がキムチの辛さをマイルドにして、絶品な味。


各々がコーヒーやオレを手に
自然に溶け込んだかのような錯覚を覚えながら
焚火の前から動けない。


























視界に見える頂きにかかる雲の動きと雨脚が
会話の中心となり、
加えて、このまったり感の心地よさの共感を深めるように




いいよねぇ



動けないよねぇ





会話は概ね、これだけをひたすらヘビーローテーション。





時が過ぎるにつれ、落ち着きを失い
ウロウロする神ラビットさん。






撤収、慌てなくてもいいよ。
みんなゆっくりやるからさぁ。



と声をかけるも、やはり落ち着かない様子の神ラビットさん。















神よ、落ち着きたまえぇ~(祈



















落ち着かない神ラビットさん、ロングショットで狙った写真がコレ(w










































kaz13さんとて、いい親爺、さすがに切れも悪そうだ(w











雲は薄くなったり、厚くなったりを繰り返す。

しょうがねぇなぁ、撤収するか。





みんなが、ゆっくりペースで撤収作業。

ほぼほぼ、同じようなタイミングでパッキングをすませ
背負う重いわ













帰路を歩き出す。。。

まずはヒロ谷林道を羽鳥峰峠まで登坂する。




どうもzeroのペースが上がらず遅れを取る。

膝の不安もあり膝をかばいながら歩くから遅い。
それだけでもなく、息が上がる。


出発前なのに、いつもより食べ過ぎたのが敗因だ。




途中、心配して頂きながら
ゆっくりペースで進む。



羽鳥峰峠直前で休憩。

最後の急場さえクリアすれば,あとは下り と励まされる。





摂取しすぎた余分なカロリーを消費できたからか、

急場は何なくクリア。
脚のペースを取り戻した。











羽鳥峰峠で長めの休憩。

寛いでいると、ドローンを楽しむ人がいた。
すると、コントロールを失ったのかこちらに向かってきて
ラビットさんの頭付近を回り込むようにして不時着。



極めて危ない。



















すいません。
墜落しそうだったので、不時着させました。
どこに行きました?









いかにもコントロール出来てました口調に激怒だったzero
楽しかった2日間を台無しには出来ない。
感情は胸に無理矢理押し込め、無言で居るのが精一杯だった。





ここからは、day1で歩いた羽鳥峰林道は遠回りになるので
少し急ではあるも猫谷林道で時間を稼ぐ有無を言わさないkaz13さん








ペースは速くないが足を取り戻したので急こう配の下りを
いいペースで進み、目に見えて高度を下げる。




途中、残置ロープに頼るポイント2ヶ所。


1カ所目、用心しながらも、あっさり目にクリア。






2カ所目は、縄だるみ堰堤を下る。




























まずは、ルート経験者のkaz13さんが降りる。


次にzeroがチャレンジ。
積み上げた石と石の隙間に足や手がかかるので
ロープを持ちながら3点支持を行なえば大丈夫。
ただし、15kgを背負っているだけにバランスを崩すと危険。


























最後にラビットさん。

kaz13さんから、声をかけてもらいながら、なんとか無事降下。














記念に1ショット





















あとは、散歩気分で歩いて車に到着。

3人で無事帰還をたたえ合う。














帰宅後は、気力があるうちに座ることなく

テントやシュラフ、ウエーダーやウエーディングシューズ、バックパックを干し
他のギアを収納してから、念入りに各部のストレッチをしてフィジカルケアをする。

もちろんストレッチ方法は、スポーツトレーナーをやってる親友hideさん直伝。
筋肉痛が出ているときは温めてはいけないので
入浴は汗と汚れを落とす程度にした。

その後は、アイシングで落ち着かせる。



ピッチャーが交代してベンチに下がると肩をアイシングしてます。
サッカー選手も交代してベンチに戻ると大腿部をアイシングしてます。
筋肉痛、決して温めてはいけません。
冷やすんですよ。
みなさん、覚えておいてくださいね。



その後は、昨夜の我慢が爆発したように大酒飲んで
寝ました。

が、翌朝は酒も残らず、すごくスッキリした気分。
もちろん、ロボットのようにしか動けなかった筋肉痛も
皆無でした。

いろんな専門分野でのエキスパートたちを友に持っていることで
親爺LIFEは、充実します。
























VIVA 親爺's !!!









惜しむらくは、これだけの運動量だったのに
0.1kgも体重が落ちていないことだった。

引き続き、ダイエットに励もう。




























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